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陶芸

夜明け前

まだ日も昇らない朝6時。

窯の温度計は2℃をさし、凍てついた空気が肌を刺します。

温度計2.jpg

これから始まる本焼きの無事を祈り、手を合わせてから窯に火を入れました。

 

粘土で形を作り、釉薬をかけて、窯に入れる。

そして、いったん窯に火が入ったらほとんどを炎にお任せ。

その炎に対する畏敬の念から、自然と窯焚き前には手を合わせるようになりました。

科学が発達しておらず窯の中の様子を経験と勘で判断していた昔の陶工たちは、よりこの気持ちが強かったかもしれません。

 

最終工程で1200℃を超える温度で焼き上げる事が、他の工芸品と決定的に違うところだと思います。

でも、炎にゆだねる事で思いもかけず面白い色、形が生まれることがあります。

そこが陶芸の魅力の1つであるのかもしれません。

ただ、こういう形であってほしいのに変に変形してしまうのは困ってしまうけど。

 

良い焼き上がりでありますように。

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