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2012年1月

三代 山田常山展

先日、東京丸の内にある出光美術館で開催されている展覧会「三代 山田常山 -人間国宝、その陶芸と心」を見に行ってきました。

山田常山.jpg

三代山田常山(1924〜2005)は愛知県常滑市に生まれた陶芸家で、生家は初代の頃から急須作りの名匠と知られ、三代常山は祖父・父から教えを受け10代から本格的に急須作りに取り組みました。

生涯で100種類もの急須の形を生み出したそうで、その功績により1998年に「重要無形文化財保持者(人間国宝)」に認定されました。

 

展覧会では手のひらにすっぽりとおさまってしまうほどのサイズの急須から、酒器や大皿などの食器、そして花器などが展示されています。

以前、インターネットで三代が作陶している動画を見たことがありますが、よどみない手の動きは見ていてムムムとうなるばかりでした。

何かを「極める」とはこういう事なのかと思い知らされました。

 

展覧会の後は近くのイタリアンレストランでランチ。

お腹がふくれてからは、久しぶりの都会の街を散策しました。

 

当日は「大寒」で1年のうちで一番寒い時期。

東京はみぞれまじりのあいにくの天気でとっても寒かったぁ。

 

寒かったけど、人間国宝の作品を鑑賞し、都会の空気に触れ、いろいろと考えさせられた一日でした。

 

 

 

 

この実

なんの実?.JPG

なんの実?

 

窯小屋近くの大きな木から時折落ちてくる木の実。

かわいらしい形。

 

今日は今年初めての窯炊き(素焼き)をしてきました。

これから2月までは厳しい寒さが続いて、北風のぴゅーぴゅー吹き込む窯小屋では体の芯まで冷え込みます。

春夏秋冬、寒かったり、暑かったり、爽やかだったり、季節の風を感じながら作業してます。

陽だまり

この時期の午後2時ごろの陶芸工房は西日がさし、とてもぽかぽか。

少し気を抜くと、うつらうつらしてしまいそう。

そんな中、線紋フリーカップの仕上げをしました。

線紋フリーカップ.JPG

ロクロで成形、高台削って、テープ貼って、黒化粧で模様をつける。

同じことの繰り返し。

無心になってやってると、あっという間に時間が過ぎてしまいます。

線紋フリーカップ2.JPG

全て置地廣場さんへの納品分。

追加発注があり、新年早々忙しいけど嬉しいです。