風海 トップページ>ギャラリー>ハンカチアート&彫紙アート2020
ギャラリー

ハンカチアート&彫紙アート2020

20201ハンカチ&彫紙アート.jpg

1月になりました。

風海は今日から仕事始めです。

本年もどうぞよろしくお願いいたします。

今年初めてのギャラリースペースでの展示は府川克己さん・広美さんご夫妻によるハンカチアートと彫紙アートの展示です。

さて、ハンカチアート?彫紙アート?と疑問に思う方も多いかと思いますので、府川さんがご用意してくれた解説文を転載させていただきます。

 

【ハンカチ3Dアートとは・・・】

切り抜いた絵柄を「貼り重ねる」日本で技術が磨かれた立体的手芸技法

同じ柄のハンカチを5~7枚用意し立体的に仕上げたい部分を切り抜き、専用の硬化液をスプレーし布を染めたら丸みを持たせながら貼り重ねて立体感を出す。

ハンカチや布地の絵柄によって華麗で優雅に繊細な表現となり、重ね・丸みを持たせる技法で奥行きのある素敵な作品に仕上がる。

「華やかな色彩、繊細な模様」との出会い、布地探しの旅を楽しみ「ファブリックアート」の創造に、素材のやわらかさを十分に生かす「新たな魅力あるアート」として、注目されている。

 

創始者は菊田せつこ先生

アメリカンシャドウアートを研究され、技術を磨き、素材を布に替えて「ハンカチ3Dアート」を考案。

『こんなにも華麗で優雅なハンカチを「もっと長く見守ってあげたい」との願いがハンカチアートとなった』

そのように著書で語られる菊田先生は、布を単に切って重ねて貼るという段階を超えて、より繊細に精密に仕上げる華麗でファンタジーな世界を完成させた。

黒柳哲子さんの従妹で、戦時中、一緒に疎開されていた。

 

【彫紙(ちょうし)アートとは・・・】

重ねた紙を「貼って描く」日本発の新しい絵画的表現方法

色のついた紙を絵の具の代わりにアートナイフを筆の代わりに使った絵画である。

重ねた紙をナイフ1本で彫っていき紙の色だけで半立体的な作品を作り上げていく。

離れてみるとシルク版画のようにムラのない色が表現でき近づくにつれて奥行きのある立体感がみえてくるという特徴をもつ。

「世界一のファンシーペーパー王国である日本」で生まれた「彫紙アート」は世界で類をみない「日本発祥のアート」であり、「紙の色彩アート」として、注目されている。

 

創始者は林敬三先生

この技法を解りやすく伝えるため「彫紙アート」と名づけられた。

林敬三氏によると、

『「彫紙』ではなく「彫紙アート」としたのは、彫る技術が目的ではなく「作品」つまり「アート表現が目的」だからである。』

使用する紙に制限や決まりはなく、数枚の手軽に作れる作品から、百枚以上もの紙を使用した大作まで、幅広い作品作りが可能となる。

「切り絵」との区別から5枚以上からが「彫紙アート」としての作品と認められている。

 

これまでギャラリースペースでは様々な作品を展示させていただきましたが、今回の作品はいままでに見たことがなく興味深い作品です。

新春にふさわしいような華やかな作品が並んでいます。

寒さ厳しい時期ですがお散歩がてらぜひ作品をご覧にいらしてください。

作品の販売もしておりますので、お気に入りの作品がございましたら手に取ってみてください。

会期は31日(金)までとなっています。